目標設定で大事なことは、2分の1の確率!

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中2のRくん、中1からずっとコツコツ地道に順位を上げ続けています。
Rくんには、中学最後のテストまで上がり続けて、伝説をつくってほしいと思います。

上がった位置から下がらないようにするには、勉強量、勉強の質に対する目標設定が重要なようです。
簡単には実現できない、成功確率が低いものに対してモチベーションを持ち続けることは、脳科学的に難しいことです。また、簡単に実現できそうなことにも高いモチベーションが働きません。人間が一番モチベーションを高くして取り組めるのは、自分にできるかできないか五分五分と思える場合だそうです。

もう一度、一人ひとりの目標設定を見直して、目標が適切か一緒に考えてみたいと思います!

「「成功可能性」と「目標の価値」は相補的な関係にあり、一方が100%になれば他方が0%になると考えられる。 達成動機づけは、「成功可能性」と「目標の価値」を掛けたもの(積)に影響を受けるため、どちらかが0%に近くなるということはその積も0に近くなり、達成動機づけが弱くなり、行動を起こしにくいことを意味する。最も積が大きくなるのは、「成功可能性」「目標の価値」ともに50%の時である。 平たく言えば、「成功するか失敗するか五分五分の時に最も動機づけが高くなる」ということである。」
アトキンソンの達成動機理論より