図にして考える!

算数 素材 画像

出典illpop.co





















「先生、わかりませ〜ん!」
どれどれ…
問題には、「直径8センチの円の面積を求めなさい」とあります。
Tくんは、問題をじーっと見つめています…じーっと…
Tくんに限らず、問題文を読むだけで必死に理解しようとしている生徒さんは多いです。

文章を読んで理解しようとするのは左脳の得意分野です。
でも、せっかく右脳もあるのですから、両方の脳にフル稼働してもらいましょう。
文章を読んだだけで理解できないときは、まず鉛筆を持って描いてみます。
文章を図にするのは慣れないと難しいかもしれませんが、描こうとする動作が重要です!

文章問題に限らず、例えば因数分解
解けるまでじっと考えている生徒さんがいますが、「下手な考え休むに似たり!」です。

単純な因数分解の場合、とりあえず「(       )(       )」と書いて、
次に「(x    )(x    )」と書いてしまいます。
そこから、掛け算九九を駆使して数字を入れていきます。
+-の符号は最後に書き入れます。

「ちゃんと解けてから書けばいいじゃない!」と思うかもしれませんが、
書くという動作が加わること、手順を踏みながら考えていくこと
頭の中が整理されていくような気がします。

とりあえず鉛筆を持って書いてみましょう!
図や表、絵、など、いろいろな方法を使って頭の中を整理していくと
モヤモヤしていたものが、どんどんクリアーになっていきます(*^^*)v